の作業記録
ゆっくりする日曜日
- 作業記録の共有
- 来週の予定確認
- プロジェクトノートについて
- 断片的な文章について
- アイデアノートの統合
- 各種ノートの位置づけについて
7:00
おはようございます。本日は来週の予定などを確認したあとはゆっくり過ごします。
「プロジェクトノート」について考える日にしましょう。
来週の予定確認:
まずは簡単な予定の確認から。
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来週は、ブックカタリストの収録と読書会ですね。
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タスク周りも簡単に整理しました。basesは便利ですが、もしかしたら「アイデア」用のvaultと「オーガナイズ」用のvaultは分けた方がいいかもしれません。あるいは「プロジェクトノート」用のvaultを考えるか。
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あとはリスト周りのチェックです。
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だいたいOKです。
8:00
プロジェクトノートについて:
執筆プロジェクトの情報を扱う「プロジェクトノート」をどのように管理するかを考えます。
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現状、この場所がとっちらかっている。あまりよくない。情報が散らばっていること以上に、「このプロジェクトを進めるのだ」というモードになりにくい問題が大きい。
ありえる選択肢としては、WorkFlowy、Obsidian、BextEditor、紙、ノート、Scrivenerあたり。
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やりたいのは「専用の場所」という感覚を作ること。その際に、単一のプロジェクトだけなのか、「プロジェクト箱」のようなイメージを作るのか。
つまり、まず「執筆プロジェクト」というコンテキストが生成され、その後特定のプロジェクトへのコンテキストが生成されるのか、それぞれが独自にコンテキストを生成するのか、ということ。
「プロジェクト箱」というイメージの場合、Scrivenerは使えない。逆にWorkFlowyは活きてくる。Obsidianの場合はハイブリッドという感じ。
今から紙か、という感じもあるが、最近デジタル離れを少し意識しているので、やってみてもいい。
それを取り出して、「よし、これをするぞ」と思えるもの。コンテキストの切り替えが起こるもの。
その意味で、作業記録→プロジェクトファイルというのは、そういうスイッチングがやや弱いとは言える。別の仮想デスクトップに開くのでもいいが、現状では、VS Codeがそういう「プロジェクト」の役割を担っていることはたしか。あとは、Scrivenerもか。
つまり、BextEditorで、日常的な作業記録を基本的には行い「プロジェクト」は別ツールというやり方が多い。
作業記録をObsidianにして、執筆プロジェクトをBextEditorにしてもいい。あるいは、「プロジェクト」を扱う機能を付けるか。その方向は、のちほど検討することにしよう。
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原稿とプロジェクトノートは同じ場所でなくてもいい、という発想はありえる。
その場合は、Scrivenerでなくてもいい、という話になる。Scrivenerは「原稿にまつわること」すべてを一カ所に集めるツールだから。
「プロジェクトノート」は、WorkFlowyかTextboxかそれに準じる何かで、原稿は普通のフォルダとテキストファイルというやり方はありえる。その組み合わせは無限大。
ひとまずは、WorkFlowyとBextEditorというのが現状の構成になるだろう。
BextEditorだとプロジェクトの内部は扱えても「プロジェクト群」が現状では扱えない。まあ、それも程度の問題か。
いったんObsidianは「アイデアメモ」用途と割り切っておく(決めないと先に進めないから)。
そうすると、どうなるか。
「プロジェクト」の情報は、orgの情報でもある。すると、それを扱うのはTextboxかWorkflowyということになる。あるいは、個別のテキストファイル内にそれぞれの情報を格納しておいてもよい。
まず、ここだな。
現状は、プロジェクト用のフォルダーを作り、そこに原稿とプロジェクトに関する情報をすべて集めている。これは、コーディングではごく当然の在り方。Scrivenerもそうなっている。でも、それ以外のやり方はないのか、ということを今考えている。
で、それ以外のやり方をすると、それぞれのプロジェクトの情報扱うノートを作ることになるので、「プロジェクト群」を扱えるようになる。
ここが鍵だ。プロジェクト群を扱えるようにするには、個別のフォルダにプロジェクトの情報が集まっているのは都合が悪い。単一のツールにすべて集まっているのが望ましい。
さて、どうするか。
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bextEditorなら「プロジェクト」という属性を与えることはできる。settings.jsonを作ればいい。それはそのフォルダの中に作られることになる。
あとは、Obsidianのvaultのようにそれを「記憶」しておけばいい?
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Obsidianの中に、ifreameでWorkFlowyを埋め込む?あるいは、URLをObsidianで開くことで、一ページとして扱う?
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たとえば、baseを使えば、あるフォルダーの中にある原稿ファイル一覧ということはできる。たぶん、テンプレートで可能だろう。自分のフォルダと同じフォルダーに入っている、chapterの原稿という感じで指定すればいい。
Obsidian baseで同じフォルダのchapterファイルを拾う - 倉下忠憲の発想工房
できたにはできたが、やはりこの章の名前のつけ方は気にくわない。Obsidianで原稿ファイルを扱うなら、プロジェクトごとにvaultを分けたほうがいい。project-TH_chapter01.mdといった名づけは精神衛生上よろしくない。
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というわけで、原稿ファイルを現状のObsidianのvaultで扱う案は却下する。
その上で、どうするか。
Scrivenerも「書き終えた原稿を操作する場所」となっているので、とりあえず「now 執筆ツール」というコンテキストはいったん却下しよう。どんどん可能性を削っていく。
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となると、現状は、BextEditor単体、BextEditor+Workflowy、VS Codeが主戦力として残っていて、WorkFlowyの代わりに紙を使うという選択がある。
先に紙を検討しておく。
紙は、クリアファイルにA4コピー用紙方式と、一冊ノートにまとめて書く方式と、専用ノートを書く方式がある。まとめて書く方式は、今考えている「コンテキストの純化」には適さないので却下する。
すると、プロジェクトごとにクリアファイルを作り、それを棚の上に並べておくか、ハンギングフォルダなどに収めるかという選択と、プロジェクトごとにノートを作り、それを机の上に並べておく、という選択がある。
でもって、よくよく考えたら、現状は、机の上にルーズリーフバインダーとMDノートがのっていて、それらは「英語勉強(復文勉強)」と「集中的読書」というコンテキストに対応している。
であれば、そこにプロジェクトノートを加えるのはそうおかしいことではない。ただし、あまりに数を増やすとごちゃごちゃしてくるので選別は必要。
あと、今使っているスタンドが高さ低いものなので、A4サイズを置くのならばもう一回り大きい何かが必要となる。できれば、個別に取り出しやすいものがいい。
ノートならばA5ノートを使うことで現状の他のノートに揃えることはできる。クリアファイルでもA5にすることはできるが、一式買いそろえる必要があるので、A4がよさそう。
クリアファイルは気分によって、絵柄や色を変えられるのがよい。家にはたくさんストックがある。
ノートならば薄いノートがよさそう。どうせ原稿は電子データなわけだし。
そのプロジェクト「についての」ことはなんでもそこに書く。一方で、データや着想はカードで集めるというハイブリッド方式は板坂元のやり方であった。つまり、ここでも二つの別のツールが役割に合わせて使われている。
その点を考える。
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ノートは「これについては、ここに書く」を集める場所であり、紙であればページという単位でオブジェクト性を持っている。それをパソコンに移すと、一つ一つのページがファイルに移り変わる。それが問題か?
一つのファイル(プロジェクトノート)に、リンクで切り分けずに集める(あとで切り出したらいい)。
ここでも「ページ」の概念の問題が出てきている。ファイルに分けると「次のページ」がなくなってしまう。どう考えたらいいだろうか。
「ページ」という概念を生成する? あるいは疑似的にページに相当する機能を設ける?
作成日順に単純に並べればいい?「次のファイル」を表示していく?
アナログにしておけば、それを持ち出して、プロジェクトについて考える、といったことはやりやすい。そういう環境を作る?
Scrivenerにそういうものを書いていても、あまり活用されなかった記憶がある。VS Codeでも同じ。不思議とそういうのは「見ない」。ノート+ページという構成ではないからだろう。繰らないのだ。
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デジタルで考えるなら、一つの長いファイルを「ページ」のように見せるか、分割されているファイルを移動することで「ページ」として扱えるようにするか、というのが現状のアイデア。これは、後ほど検討する。
で、メタファーではなくそのまま紙のノートでやってしまう手は十分ありえる。歴史を刻んでいく。正直、原稿そのものでないならば、なんだっていい、という話ではある。
置き場所や、目に入るかどうか、質感といったことから考える。疲れ切ったタイミングで、開くような楽しさがそこにあるかどうか。
あと、他の情報と混ぜないという観点は重要で、WorkFlowyの雑多なノートを片づけた後ならば、また感触が変わってくるかもしれない。
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少なくとも、フォルダ単位にしておけば、VS CodeでもObsidianの専用vaultでも対応できる。それ自体は特に問題ではない。むしろ、その場合に「ファイル」と「ページ」をどう考えるのかが問題になってくる。
その企画についてのコンセプトやアウトラインや思いついたことなどを書き残していく。予定や計画も書く、というやり方。それを個別のファイルに分けるのではなく、一つのファイルにまとめる。あるいは個別に分けてembedする。
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イメージとしては、ボタンがあること。ショートカットキーではなくボタンで移動する。左右のボタンが表示されて、クリックしたらページが入れ替わる。そういうイメージ。
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大げさな機構を作る必要はないのではないか。たとえば、ページを見出しで分割して、表示を切り替えるというやり方もあるし、単に次の見出しに移動というのでもいい。
「ページビュー」を選択したら、一つのファイルが見出しレベルで分割されて、移動操作で次の見出し部分に切り替わる。つまり、Cosenseのプレゼンテーションモードと同じ。そういうのでもよいのではないか。
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次の見出しに移動、というならば、org-modeでも存在しているはず。
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WorkFlowyだと、「プロジェクト群」を扱いつつ、プロジェクトの情報も集められるし、並び順も決められる。一番しっくりくる運用ではある。
が、ひとまずBextEditorでのプロジェクトの扱いを考えたい。特に「ページ」の概念を。
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ページを「カード」として捉える捉え方もある。その場合は、ファイル一つひとつがカード相当になるだろう。概要など、個別の要素はファイルに切り分けて、それをhome(index)で表示する。
で、たとえばindexに並んでいる順番で「次」に移動するというやり方はある。あるいは移動のためのjsonを保持し、それをBextEditor上から簡単に制御できるようにしてもいい(これはかなり大掛かり)。
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つまり、index.mdという名前をつければそれはカード型の運用が想像される。むしろ、プロジェクト名そのものでもいいかもしれない。しかしそうなると「上」を見つけることができなくなる。
そこでjsonだろう。そのプロジェクトにおける旗艦ノートを定義しておく。package.jsonでmainを定義するのと同じ。その定義も、bextEditor上で可能にすればいい。
もしそうしたものがなければ、index.mdをターゲットにするという切り分けでいいだろう。
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home.mdとかでもいいが、プロジェクトの名前そのものでいいのではないかとも思う。
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package.jsonに、chapterの定義、ノートファイルの順番などを指定すれば、自由に移動もできる。一つ面白そうな方向ではある。「append this file」のようなメニューを作ればいいわけだから。あとで手動で更新してもいいし、操作できるような何かを作ってもいい。
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というわけで、二つの方向の案が出てきた。一つは、ごくシンプルに一枚のテキストファイルに見出しで分けて書いていき、ビューでそれを制御するというもの。次に、package.jsonのようなものを作り(ややこしいから別の名前がいいかもしれない)、そこにそのプロジェクトにまつわる情報(メタ情報)を記述して、ノートは別に作り、ノートの並びなどを制御していく。
というか、別にjsonでなくて、mdファイルでもよいわけだけども。