ブックカタリストな木曜日

10:00

おはようございます。本日はブックカタリストの収録日です。僕が本を紹介する回なのでその準備が必要ですね。とりあえず、午前中は原稿を進めます。

push フォーカス・シフト

fragment:ビニールゴミとカラス

ビニールゴミの日の朝、道路にビニールゴミがぶちまけられていて、一羽のカラスがそのそばにいた。彼はチョンチョンとビニールゴミをつつき、すぐさまキョロキョロとあたりを見回す。

様子を伺う僕のことは視野に入っているのかどうかはわからないが、またすぐにビニールゴミをつつき、そしてキョロキョロと辺りを見回す。決して落ち着いて食事をとることはない。常に周囲を伺っている。

それが彼が(あるいは彼女が)生活する場である。日常のありふれたワンシーン。野生の動物の多くが、そのような食事とも呼べない食事の風景の中で一日を過ごしている。

しかし、ビニールゴミには彼・彼女が食べたいものはきっと含まれていないだろう。

僕は彼を追いやるかどうかすこし考えた。このままほうっておくと、道路がゴミまみれになる。というか、もうなっている。これ以上ひどくなっても、掃除の手間はさほど変わらないだろう。

この道路はたぶん日本国の持ち物だが、それは恣意的なルールでしかなく、カラスにはまったく関係がない。

僕はカラスが満足する(あるいは不満足な結果しか得られないことを認める)までほうっておくことにした。カラスはいつまでも、キョロキョロしていた。

fragment:ゴルディロックス、ほどほど、適切

ほどほどであること。適度で留めておくこと。とことん追求することをしないこと。

たとえば、個人の自由を際限なく追求していくと、個人にとってもよくない結果が訪れるし、社会にとってもよくない結果が訪れる。だから、ほどほどで留めておく。

季節は循環し、雨は巡る。

太陽が恵みを与えるのだとしても、どんどん太陽に近づけば地球がもっと豊かになるわけではない。むしろ、地球は、おどろくべきバランスの「ちょうど良さ」が実現された生態環境だと言える。

万物がそうなのだ。

万物が究極を求めてなどいない。

だから、人間も、それが作る道具やシステムも、ほどほどに留めておくのが一番の解である。

11:00

fragment:GTDはボトムアップを勧める

GTDは、長期の目標から話を始めるトップダウンではなく、日常的な行為にフォーカスするボトムアップであるとその解説書には書かれている。しかしながら、その導入はトップダウンで行われる。

DoMAは、その導入すらもボトムアップで進める方式である。

これで、DoMAの位置づけができる。トップダウン的な手法→GTD→DoMA、という流れ。ここに「アウトライナー文化論」が加わって、大きな絵が描ける。

GTDについてのメモ:

以下のページに。

全面改訂版のGTD本より - タスク管理のScrapbox

妻の昼食準備など

12:00

NL:

第五章6796文字からスタート。

* * *

1500字ほど書き足しました。

Scrapbox:

ノートにそのノートの説明を書く - 倉下忠憲の発想工房

13:00

ブックカタリストの準備をします

『闇の自己啓発』 - 倉下忠憲の発想工房

ブックカタリスト収録です

* * *

もろもろ込みで16時手前まで話しておりました。また公開されるかと思います。

あとで読む プログラムの「アーキテクチャに関するドキュメント」は面倒でも書くべき、ではどのように書くべきか? - GIGAZINE

疲れたので休憩します。

18:00

fragment:変化・想像・肯定の哲学:

この三つが、プリミティブな要素となる一つの思想体系を構築してみたい。

変化しえないものを変化させ、想像しえないものを想像し、肯定しえないものを肯定すること。

そして、これらの三要素が互いに共鳴して、他の異なる要素を生み出していくこと。

19:00

NL:

もう少しだけ続けます。

* * *

200文字くらい書き足しました。

fragment:変化・想像・肯定の哲学:

理性は、本能に対する否定として機能するが、しかしそれは「肯定しえないものを肯定する」力の発露、としても捉えられる。

本能が「あいつらは敵だ」と騒ぎ立てるときにそれを静め、むしろ歓待の姿勢を呼び込むものは、理性の力であろう。

肯定すること。これまでの哲学ではあまり注目されてこなかった現象かもしれない。それは、必然的に意志の発露を伴う。

20:00

book:read:GEB:

p.117まで。現実の世界と、想像可能な世界の違いについて。あるいはそこにあるべき共通性について。

Scrapbox:

TCS - 倉下忠憲の発想工房

21:00

家事周りを片づけます

本日の振り返り

本日は、ブックカタリストの収録が予想以上に時間がかかったので、原稿作業はそこそこでした。でもまあ、少しずつ進んではおります。来週の木曜日に原稿送信予定ですが、今のペースだと若干難しそうですね。まあ、もろもろ調整して進めていきましょう。

というわけで、本日はそろそろ閉店ガラガラです。

お疲れさまでした。仕事終わりの妻を迎えに行ってきます。